三条市は震災がれき受け入れを表明しているが、焼却場に最も近い私たちの集落では不安がうずまいている。
泉田県知事はがれき問題に慎重姿勢を崩さないので、自治会役員10名で今日、知事のお話を聞かせてほしいと懇談会を申し入れ、考えをお聞きした。
知事は国が放射能の基準を震災後に緩和したことに不信感を持っておられ、がれき焼却も放射能は安全ではないことを指摘されていた。チェルノブイリの原発事故の処理など例に、放射性物質は除染が無理であればその地で長い期間を設けて封じ込めるしかないこと。また、水俣病も国が「毒性を薄めれば安全」と言いながら結果は多くの被害者を出したことなど、具体的でわかりやすい説明。
もちろん、地元にも「水害ではお世話になったのだから」とがれき受け入れ賛成の方もいらっしゃるが、問題は放射能である。中高年は放射能は関係ないかも知れないが、子供たち将来世代が心配である。この子たちは放射能について意思表示ができないのであり、がれき問題は私たち大人の責任である。
知事との懇談は40分だったがていねいな対応をしていただいた。私も「1kg100ベクレルというが毎日10トンというと1万倍であり総量としての心配は科学的には?」とお聞きしたら知事は「放射能が濃縮される。科学的には経過を見ないとわからないが、リスクがあることは疑いない」と、時間をかけて説明していただいた。
報道陣が30名ほども押し寄せたが、それほど国民にとって関心の高いこと。